ライカは、僕たちを「原点」へと連れていく

最近、就寝前のネットサーフィンでは、もっぱら「ライカ」について調べています。ライカユーザーの「生の声」、ライカを目指す人の「希望の声」を聴くためです。

その中で感じていること。それは、「ライカを知ろうとすると、自分の『原点』を思い出せる」ということです。つまり、なぜ写真・カメラを始めようとしたのか、過去の自分と対話ができるのだと。

きっかけは一つのブログから

偶然とは、おもしろいものです。僕がライカストアへ行った日、アラフォトグラファー・のろんさんが「ライカストアを訪れた」とブログで報告されていました。

参考

ライカとお見合いした日secondhalf2078

日付は前後していたかもしれませんが、ほぼ同じタイミングで同じ行動をとったことに、思わず「偶然というのはおもしろいなあ」と感心してしまいました。

さらに、その後も「偶然」が重なります。

ライカが気になり始めた僕は、いつの間にか「自分はなぜ写真を撮るのだろう?」と自問自答していました。誰かが歌ったように、”出口のない自問自答”です。

するとどうでしょう。なんと、のろんさんも同じようなことを考えておりました。しかも、しっかりと図にして整理されているのです。のろんさんの、思考を放棄せずに向き合う姿勢は、今の僕に最も欠けているものでした。

参考

私にとってのデジタルカメラの役割とは。3年間考え続けた結果【2018年版】secondhalf2078

“最初の写真”を見返してみた

そこで、僕も「自分にとってカメラとは何か」を整理するために、これまでに撮影した写真を見返してみることにしました。

明治神宮にて (Panasonic DMC-FX07)

撮影日は、2011年7月30日。カメラはパナソニックのコンデジ「DMC-FX07」です。

参考

デジタルカメラ DMC-FX07Panasonic

当時大学一年生だった僕は、家族のコンデジを借りて都心へ出かけたのでした。上の写真は、当時使用していたパソコンに保存されていた“最初の一枚”です。

パナソニックのカメラということは、まさに“ライカ”の名を冠するレンズで撮影していたということです。今になって知った事実に、ちょっと驚いています(笑)

(Panasonic DMC-FX07)

「写真を撮る」という行為の原点は、ここにありました。

はじめての”自分用コンデジ”で撮った一人旅

こうして「写真を撮る」おもしろさを感じた僕は、自分用のコンデジとして「OLYMPUS SZ-20」を購入します。35mm換算で24ミリから300ミリをカバーするコンデジです。

参考

オリンパス 製品比較:主な使用OLYMPUS

今考えると「パナソニックのコンデジにしておけばよかった!」とも思いますが、当時は「目の前の風景を写せること」だけが条件でした。

そして、高校生の頃から訪れたいと思っていた場所、愛知県・南知多方面へと「一人旅」に出かけました。

(OLYMPUS SZ-20)


(OLYMPUS SZ-20)

憧れていた場所への一人旅。無我夢中で歩き、シャッターを切りました。現地の方々と、たくさんのことを話しました。これはすべて「一期一会」です。

旅の最後に訪れた「新舞子マリンパーク」では、小さな花火大会が行われていました。地元の人たちが肩を寄せて眺めるなか、僕は旅のあたたかさを思い出し、涙を流しながらシャッターを切りました。

(OLYMPUS SZ-20)

今思い返しても、泣けてきます…。

この写真をInstagramにアップしても、「いいね」はもらえないでしょう。写真に詳しい人が見れば、「設定をこうするとうまく撮れる」とアドバイスをくださるでしょう。

でも、僕にとってはこれでいい。むしろ、これがいいのです。

本当に必要なのは「比較・競争のない写真」を突き詰めて撮れるカメラ

こうして考えてみると、オリンパスのコンデジで撮影した「一人旅の写真」は、僕にとって「比較・競争のない写真の原点」でした。

つまり、僕は「いいね」が欲しくてカメラを始めたわけではない、ということです。

日常のなかで出会う風景を、見逃すことなくカメラに収めること。数年後に振り返っても、当時のことを鮮明に思い出せる写真。ここには「いいね」の数を競争したり、誰かの写真と比較をする必要はありません。

もちろん、僕も「いいね」のために機材を増やしてきました。かつて所有していた「Nikon D750」や、現在所有している「FUJIFILM X-T2」と2本のレッドバッジズームレンズがその証拠です…。

しかし、僕にとって本当に必要なのは、「比較・競争のない写真」を突き詰めて撮れるカメラに違いありません!

そして、この考えにたどり着かせてくれたカメラこそ「ライカ」(の存在)なのです。

「ライカ購入」から逆算するライフスタイル

この記事を締めくくるために、今回の内容を整理しましょう。

ライカが思い出させてくれた「原点」
  • 本物のライカを見たこと、のろんさんのブログを読んだことで、「自分はなぜ写真・カメラを始めたのか?」を考えるようになった。
  • 家族が使っていたコンデジ「Panasonic DMC-FX07」は「写真を撮り始めた原点」として。自分用に買ったコンデジ「OLYMPUS SZ-20」は「比較・競争のない写真の原点」としての役割をもっていた。
  • そこから「Nikon D750」や「FUJIFILM X-T2」などを所有してきた僕は、真に「自分にとって必要なカメラ」が欲しくなっている。
  • そしてそれこそ、今回の思考のきっかけをくれた「ライカ」なのではないか。

かなり飛躍してしまっている感もありますが、2018年3月の今抱いている気持ちは表現できたかなと思います。

そうは言っても、ほんの一年貯めただけではライカを買うことなどできません。

しかし、「ライカ購入」から逆算して、そのために必要なこと・身につけるべきことなどを考えていくことはできそうです。

僕は、わずかに動き始めたような気がします。

 

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